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熊本県の概要

熊本県は、「火の国」を象徴する阿蘇山や緑豊かな九州山地を擁する東部と、有明海を望む熊本平野に不知火海を望む八代平野、宇土半島から天草諸島へと続く西部からなり、かつての肥後国とほぼ同じ領域に位置します。気候は基本的に温暖で積雪量も多くありませんが、まわりを山に囲まれた内陸性気候のため、朝夕と昼、夏と冬とで気温差が激しく、四季のうつりかわりがはっきりと感じられます。緑豊かな「森の都」であるとともに、市中を流れる白川、坪井川、井芹川のほか、水前寺、江津湖、八景水谷などの湧水地も多く、「水の都」としても有名。人口500万人以上の都市でありながら、飲料水をすべて地下水でまかなうなど、世界的にも類をみないほどの自然に恵まれています。広大な水前寺公園には、東海道五十三次すべてを集約した庭園がつくられるなど、発想からしてダイナミック。 数多くの小説の舞台となっており、英語教師時代に熊本に赴任したことのある夏目漱石や、水俣生まれの徳富蘆花などの小説にも、熊本の名所が登場します。

雄大な自然のもと育まれた県民性は、加藤清正に代表されるような豪気さにあり、熊本男子の気質をあらわす「肥後もっこす」は、頑固一徹、一本気な性格を指すとされ、一般に強い正義感と反骨精神をもつとされています。一方、熊本女性については、「火の国の女」という言葉があり、気性が激しく情熱的であるとされます。このほか、熊本県民をあらわす言葉としては、新し物好きを意味する「わさもん」という言葉もあり、頑固一徹な半面、流行に敏感であるとも。熊本出身の芸能人には、石川さゆり、水前寺清子、八代亜紀などの演歌勢、ウッチャンナンチャンの内村光良、コロッケ、くりぃむしちゅーの上田晋也と有田哲平など、芸人勢が多く、個性の強いキャラクターを輩出。

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